ピチカート・ファイヴ、「私のすべて」
何十周もの周回遅れで、最近になってピチカート・ファイヴの映像集である『THE BAND OF 20TH CENTURY : PIZZICATO FIVE 6 DVD SET』をヤフオクにて入手しました。
その中で耳にした「私のすべて」という曲が、私が好きなランディ・ニューマンの「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」にソックリだったので、取り上げてみました。
ピチカートマニア!な方々にしてみれば、「何を今更」と仰るかもしれませんが、色々な音楽ファンが居ると思うので、そこら辺はご勘弁を!
では、まずピチカート・ファイヴで「私のすべて」をどうぞ・・・
THE BAND OF 20TH CENTURY : PIZZICATO FIVE THE SIX DVD SET
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- メディア: DVD
アルバム『女性上位時代』に収録されている「私のすべて」はおフレンチな如何にもピチカートなアレンジでしたが、このバージョンは小西康陽さんの世界観とはちょっと違うようにも感じます。
解説には久米大作さんのピアノ・アレンジとありました。
次に、ランディ・ニューマンの「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」を聴いて下さい。1972年の作品です。
どうですか?
とても似ていると言うか、明らかにオマージュが捧げられていますよね?
ピチカート・ファイヴの「私のすべて」では熊の着ぐるみが踊っていますし(笑)
「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」は結構カバーも多く、アラン・プライス・セット、ハーパース・ビザール、ニルソン、モリッシー、矢野顕子等も取り上げています。
最後にアラン・プライス・セットのバージョンを聴いて、この記事を締めたいと思います。
ランディ・ニューマン本人の録音より前の1967年にUKチャートで4位を獲得しています。
Twice the Price: the Decca Rec
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2017/05/05
- メディア: CD