モンキーズのピーター・トークが死去
モンキーズのベーシスト、ピーター・トークが2月21日、東部コネティカット州にて亡くなりました。77歳でした。2009年に舌がんの一種を患っていたそうです。
このブログで何度も取り上げているモンキーズですが、そうですか、あのピーターが・・・
私が洋楽を聴くようになったきっかけはモンキーズです。80年代に『ザ・モンキーズ・ショー』の再放送から火がついたリバイバル・ブームがあり、小学生だった私は姉と一緒に彼らのファンとなりました。
まだ、ビートルズもよく知らず(『Rubber Soul』のジャケ写は歪んでいて怖いし、髭を生やしたビートルズのルックスに馴染むには、小学生の私にはハードルが高かった!)、より親しみやすかったモンキーズの虜でしたね。
おかげで、思春期の80年代に流行った曲より60年代のサウンドにより惹かれることになり、自分で聴く音楽は自分で発掘するというライフスタイルが確立しました。
しかし、自分に髭が生えるような年頃になると、モンキーズは自分達で演奏が出来ないし(これは間違えだと後で分かりました)、いつもヘラヘラしていてダッサイじゃん!と考えるようになって、自然と彼らから距離を置くことに・・・
再び、モンキーズを好んで聴くようになったのは、20代後半位ではなかったかな?
改めて彼らの曲と対峙してみると、その楽曲の素晴らしさに感心しました。だって、そうそうたる作曲家の皆様から曲を提供して頂いているのですから・・・でも、メンバー自身の曲も良い楽曲が多いです!
因みに、当時一番好きだったメンバーは、すっとぼけたキャラクターの持ち主、ビートルズで言うところのリンゴ・スター的存在のピーター・トークその人でした・・・
動画を貼るにあたって、何をチョイスするか少し考えましたが、モンキーズの4人の内、既に亡くなってしまっているデイビー・ジョーンズとピーター・トークの2人がボーカルを取っている「Shades Of Gray」に決めました。これまでに何度も貼っていますけどね・・・バリー・マン&シンシア・ワイルの手による楽曲です。
ご冥福を祈ります。