レッキング・クルーのベーシスト、ジョー・オズボーンが死去
1960年代〜70年代前半にかけて数々のヒット曲に携わった伝説のスタジオミュージシャン集団・レッキング・クルーの一員だった、ベーシストのジョー・オズボーンが12月14日に死去。ジョーの息子ダレンが自身のFacebookページで明らかにしています。ダレンによると、死因は膵臓癌。長い闘病生活の末、米ルイジアナ州グリーンウッドの自宅で家族に看取られ、静かに息を引き取ったという。81歳でした。
ジョー・オズボーンはルイジアナ州生まれ。1950年代半ばにギタリストとしてプロ・デビュー。その後、20歳でラスベガスに進出し、リック・ネルソンのバンドに参加した後、LAのスタジオシーンで活躍するセッション・ミュージシャンとして活躍。
ジョニー・リヴァース(Memphis)、フィフス・ディメンション(Aquarius/Let The Sunshine In)、ママス&パパス(California Dreamin')、アソシエイション(Windy)、サイモン&ガーファンクル(Bridge Over Troubled Water)などの作品に参加。またジョーはカーペンターズが世に出るのを助け、グループのアルバムで演奏しています。
以上、amassより引用
amass
レッキング・クルーについては、映画『レッキング・クルー ~伝説のミュージシャンたち~』の紹介で、このブログでも取り上げました。
レッキング・クルーのベースと言えば、キャロル・ケイの顔が真っ先に浮かぶのですが、ジョー・オズボーンについては余り知りません。
私は、フィフス・ディメンションの「Aquarius/Let The Sunshine In」のベースが大好きだったのですが、今回、amassの記事を読んで、ジョーさんが弾いていると分かり、畏敬の念を抱きました。
では、彼のベースに注目しながら音楽を聴いてみようではありませんか・・・(ライブの映像とかもあったのですが、極力、スタジオのサウンドを収録した音源を選んでみました。)
フィフス・ディメンション、「Aquarius/Let The Sunshine In」
ママス&パパス、「California Dreamin'」
アソシエイション、「Windy」
サイモン&ガーファンクル、「Bridge Over Troubled Water」