レッキング・クルーのドラマー、ハル・ブレインが死去
伝説のスタジオミュージシャン集団レッキング・クルーの中心メンバーで、数々の名曲の録音に参加した名セッション・ドラマー、ハル・ブレインが3月11日に死去。彼の家族がハル・ブレインの公式Facebookページで明らかにしています。90歳でした。
ハル・ブレインは米マサチューセッツ州ホルヨーク生まれ。12〜13歳の頃には自分のドラム・セットを持っていた。1948年にカリフォルニア州でプロの仕事を始める。60年代初頭にはフィル・スペクターのセッション・メンバーとなり、その後はアメリカン・ロック&ポップスの膨大な数のレコーディングに参加。『Modern Drummer Magazine』の2017年の特集によると、6,000枚のシングルを含む、35,000以上のレコーディングに登場しています。参加した代表アーティストにエルヴィス・プレスリー、ビーチ・ボーイズ、サイモン&ガーファンクル、フランク・シナトラ、フィフス・ディメンション、モンキーズ、カーペンターズなど。2000年にはスタジオ・ミュージシャンとして初のロックンロール殿堂入りを果たしています。
以上、amassより引用
amass
訃報が後を絶ちません。ザ・プロディジーのキース・フリント然り、ハル・ブレイン然り・・・特にキース・フリントの死はショッキングでした。
ハル・ブレインは楽器の弾けない私が言うのもおこがましい程の腕利きセッション・ドラマーでした。数々の名だたるミュージシャンのバックを支えました。
そうであるなら、出来るだけ沢山の音源を貼りたいとも思いまいしたが、あまりに膨大な数の参加曲があるので、とてもカバーしきれません。
はい、私が今聞きたい曲をピックアップ致しましたので、お付き合いください。
バーズ、「Mr. Tambourine Man」1965年
バリー・マクガイア、「Eve Of Destruction」1965年
サイモン&ガーファンクル、「I Am A Rock」1966年
ビーチ・ボーイズ、「God Only Knows」1966年
ポール・リヴィア&ザ・レイダーズ、「Kicks」1966年
グラス・ルーツ、「Let's Live For Today」1967年
アソシエイション、「Never My Love」1967年
カーペンターズ、「(They Long To Be) Close To You」1970年
アメリカ、「Ventura Highway」1972年
冥福を祈ります。
2019-03-13 22:35
nice!(17)
コメント(4)
いやぁ、本当に訃報が多いっすね…
なので?RRRS!も追悼で曲かけるのはやめて、誕生日とかいい日?だけにしようかと考えたりしますけど…多分♪
by へどろん (2019-03-14 00:34)
へどろんさん、おはようございます。
そうですね・・・訃報が多過ぎて、キース・フリントの方も記事にするか悩みました・・・
ああ、良いですね〜誕生日とかに曲をかけるというアイデアは!
多分って・・・(笑)
by Speakeasy (2019-03-14 06:40)
こんにちは~
他の有名どころだと、
カスケーズ「悲しき雨音」
ザ・ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」
ザ・ビーチ・ボーイズ「グッド・ヴァイブレーション」
サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」
ママス&パパス「夢のカリフォルニア」
なんかもそうみたいですね。
アメリカのベンチェラハイウェイが懐かしいです♪
by don (2019-03-14 12:36)
donさん、こんばんは。
ママス&パパスの「California Dreamin'」
サイモン&ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water」
は、レッキング・クルーのベーシスト、ジョー・オズボーンの訃報記事でも貼りましたので、敢えて外しました。
フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドの代表曲であるザ・ロネッツの「Be My Baby」位は貼れば良かったかな?
https://youtu.be/ZV5tgZlTEkQ
「Ventura Highway」は、イントロの(少なくとも3本以上に聴こえる)アコースティック・ギターからして印象的ですよね♪
これも、ドラムはハル・ブレインが叩いていたんですね~感慨深いです。
by Speakeasy (2019-03-14 18:47)