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ザ・ローリング・ストーンズ、「She's A Rainbow」のリリックビデオ

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ザ・ローリング・ストーンズが「She's A Rainbow」のリリックビデオを公開。『Their Satanic Majesties Request』の発売50周年を記念した50thアニヴァーサリー・スペシャル・エディションのリリースにあわせて制作されたもの。




50thアニヴァーサリー・スペシャル・エディションは海外、日本で9月22日発売。

以下、リリース決定時のインフォメーションより

サタニック・マジェスティーズ』50周年記念盤、9/22発売決定!

ザ・ローリング・ストーンズが、イギリスでは6作目、アメリカでは8作目となるオリジナル・アルバムとして1967年12月8日に発売した『サタニック・マジェスティーズ』の発売50周年記念盤がリリースされることが発表となった。

1967年に発売されたこの画期的なアルバムが、モノラル&ステレオ・ヴァージョンの両方を収録した2枚組 LP盤、およびハイブリッドSA-CD盤で発売。オリジナルのレンチキュラーのジャケットも再現される。

日本では、日本オリジナルの7インチ・サイズのSA-CD2枚組仕様の日本盤と、SA-CD2枚組+LP2枚組の直輸入盤の2形態での発売となる。

サタニック・マジェスティーズ』はバンドによる、初のプロデュース作品としてサイケデリック・ムーヴメントに斬りこみ、全英3位、全米2位を記録。この重要作が豪華仕様として登場する。名匠ボブ・ラドウィッグが手がけたステレオおよびモノ音源の最新マスターをそれぞれ1枚ずつLPとハイブリッドSA-CDに収録される(モノ音源は初SA-CD化)。ジャケット写真はオリジナルLPに準じた3Dレンチキュラー仕様で復活し、各メンバーのコメントが掲載されたインナー・スリーヴと貴重な写真も掲載された20ページのオール・カラー・ブックレットが付属される。

日本オリジナル仕様盤には、 7インチ・サイズの3Dレンチキュラー付特殊折りたたみジャケット、日本初回プレス盤LP帯をミニチュア再現、「シーズ・ア・レインボー」「ランターン」の2枚の日本初回盤シングル・ジャケットを復刻封入、といったより豪華な仕様で発売。

直輸入盤には日本初回メーカー直輸入盤帯の再現、等日本のみ特典も付く。
さらにこの直輸入盤はUNIVERSAL MUSIC STORE限定で、スリップマット付き100セットが限定発売される

日本盤、直輸入盤ともに完全限定発売となるので、ご予約はお早目に。

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■リリース情報

サタニック・マジェスティーズ 50周年記念スペシャル・エディション
THE ROLLING STONESTheir Satanic Majesties Request 50th Anniversary Special Edition

発売日:2017年9月22日

<商品形態&仕様>

〇日本盤:2ハイブリッドSA-CD(7インチ・サイズ仕様/完全生産限定盤)

7,400円+税 UIGY-9707/8
*ステレオ・アルバムとモノ・アルバムがハイブリッドSA-CDに収録
ボブ・ラドウィックによる最新リマスタリング
*貴重な写真やエッセイが掲載された20ページのオール・カラー・ブックレット付
<日本のみオリジナル仕様>
*3Dレンチキュラー付特殊折りたたみジャケット(7インチ・サイズ)
*日本初回プレス盤LP帯をミニチュア再現
*「シーズ・ア・レインボー」「ランターン」という貴重な2枚の日本初回盤シングル・ジャケットを復刻封入。
*英文解説翻訳付/日本語解説付/歌詞対訳付

サタニック・マジェスティーズ(<50周年記念スペシャル・エディション>日本限定仕様)(完全生産限定盤)

サタニック・マジェスティーズ(<50周年記念スペシャル・エディション>日本限定仕様)(完全生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: CD


〇直輸入盤:2LP+2ハイブリッドSA-CD(直輸入仕様/完全生産限定盤)

12,000円+税 UIJY-75070
*3Dレンチキュラー付特殊折りたたみジャケット(12インチ・サイズ)
*モノ・アルバムとステレオ・アルバムが180グラムLPとハイブリッドSA-CDに収録
ボブ・ラドウィックによる最新リマスタリング
*貴重な写真やエッセイが掲載された20ページのオール・カラー・ブックレット付
*ナンバリング入
<日本盤のみ特典>
*日本初回メーカー直輸入盤帯を再現
*英文解説翻訳付/歌詞対訳付

サタニック・マジェスティーズ(50周年記念スぺシャル・エディション)[2LP(analog)+2SACD(HYBRID)] [Analog]

サタニック・マジェスティーズ(50周年記念スぺシャル・エディション)[2LP(analog)+2SACD(HYBRID)] [Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: LP Record


■収録曲(Disc 1 STEREO、Disc 2 MONOともに収録曲は同じ)
1. 魔王賛歌 / Sing This All Together
2. 魔王のお城 / Citadel
3. イン・アナザー・ランド / In Another Land
4. 2000マン / 2000 Man
5. 魔王賛歌(二部) / Sing This All Together (See What Happens)
6. シーズ・ア・レインボー / She’s A Rainbow
7. ランターン / The Lantern
8. ゴンパー / Gomper
9. 2000光年のかなたに / 2000 Light Years From Home
10. オン・ウィズ・ザ・ショウ / On With The Show

<プレスリリース訳>

ザ・ローリング・ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』50周年記念盤がアブコから9月22日に発売決定

1967年に発売されたこの画期的なアルバムが、モノラル&ステレオ・ヴァージョンの両方を収録した2枚組 LP盤、およびハイブリッドSA-CD盤で発売。オリジナルのレンチキュラーのジャケットも再現。

ザ・ローリング・ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』発売50周年を記念してアブコ・ミュージックは9月22日に限定盤としてデラックス・ダブル仕様のLPと(すべてのCDプレイヤーで再生可能な)ハイブリッド・スーパー・オーディオCDで発売する。このセットにはボブ・ラドウィッグが新たにリマスターしたすべての曲がステレオとモノラル・ヴァージョンで収録される。この『サタニック・マジェスティーズ』50周年記念盤には、バンドのサイケデリック絶頂期を捉えた、マイケル・クーパーによるオリジナル3Dレンチキュラーのアルバム・ジャケット写真も含まれる。

1967年にリリースされた『サタニック・マジェスティーズ』は、ストーンズの長い歴史の中で、初のセルフ・プロデュース・アルバムとなった。事実上実験的な内容だったこのアルバムは、リズム&ブルースといったバンドのルーツから逸脱したもので、当時、評論家達の度肝を抜いた。「ローリング・ストーン」誌は当初“あからさまに、音楽的に彼らに劣る奴らの真似をしている”(つまりビートルズのこと)と冷笑していたが、同時期の「ダウンビート」誌は星を5つつけてこのアルバムを“現代ポップ・ミュージックにおける革命的な出来事”と絶賛した。[*]
その後の10年間でこのアルバムは非常に影響力の高いアルバムとして評価され、『サタニック~』の曲は、パンク・レジェンドのダムドから、バッド・ブレインズレッド・クロス、そしてハード・ロックのKISSモンスター・マグネット、そしてインディーズのトレンド・メイカーであるチボ・マットアーケード・ファイアなど、何世代にも亘る様々なバンドによってカヴァーされてきた。ウェス・アンダーソン監督のデビュー作『アンソニーのハッピー・モーテル(原題:Bottle Rocket)』では、このアルバムの曲を聴くことができる。

アルバムのタイトル[原題:『Their Satanic Majesties Request』]は当時のイギリスのパスポートに書かれていた“Her Britannic Majesties Principal Secretary Of State For Foreign Affairs Requests And Requires ……(英国女王陛下の外務英連邦大臣は……)”をもじったものである。『サタニック・マジェスティーズ』は、1967年2月から10月の期間に散発的にレコーディングされた。当時はザ・ローリング・ストーンズにとって波乱万丈の時代だった。ミック・ジャガーキース・リチャーズ、そしてブライアン・ジョーンズが麻薬不法所持で逮捕され、ブライアン・ジョーンズは3週間療養施設に入っていた。ストーンズの最初のマネージャー兼プロデューサーのアンドリュー・ルーグ・オールダムはレコーディングの途中で辞職し、結局彼らは自分たちだけでアルバムを仕上げなければならなかった。ポーランドで暴動にあったり、とカオス状態だった春のヨーロッパ・ツアーもアルバム制作の妨げとなった。5人のメンバー全員がスタジオに顔を揃えることがとても少なかった中で、チャーリー・ワッツは当時の状況をこう語っている。「セッションはとても楽しかった。何しろなんでも好きなことが出来たから。皆、LSDとか麻薬でぶっとんでいたからね」

グラミー賞の受賞経験もある音楽歴史家のロブ・ボウマンはこの新規のセットのライナーノーツで以下のように書いている -“『サタニック・マジェスティーズ』はローリング・ストーンズが単にR&Bの影響を受けたバンドから、1970年代のモダン・ロックの発案者となるにあたっての重要な足がかりとなったアルバムとして認識されるべきだ。” 『ビトウィーン・ザ・バトンズ』と『ベガーズ・バンケット』の間にリリースされたこのアルバムでは、初めてアメリカ盤とイギリス盤で収録曲が統一された。『サタニック・マジェスティーズ』収録の10曲は、どれもスタジオのエフェクト満載で、メロトロンやテルミンなどの通常とは違う楽器が使われ、オシレーターを使用してアンビエントなサウンドが作られている。ジョン・ポール・ジョーンズ(彼はこの翌年、レッド・ツェッペリンの結成に関わることになった)がストリングスのアレンジを担当している、また、他にも様々な打楽器が使用されている。「魔王のお城」は、その後ストーンズが歩むことになるストレートなロックの前兆となるような曲で、一方「2000光年のかなたに」と(アメリカで若干のヒットを記録した)「シーズ・ア・レインボー」は、当時サイケデリックの絶頂にあったバンドの姿を如実に表している。これら2曲は、このアルバムで唯一バンドがライヴで演奏した曲となっている。「魔王讃歌」と、おおまかな意味でのリプリーズとなっている「魔王讃歌(二部)」、そして「ゴンバー」、「オン・ウィズ・ザ・ショウ」などは、伝統的な曲の構成から逸脱して、マザーズ・オブ・インヴェンションピンク・フロイドのアルバムにもあるような、当時のトレードマークとも言える幻覚状態のような自由構成になっている〉

アルバム発売直前にシングルでも発売された「イン・アナザー・ランド」はザ・ローリング・ストーンズのアルバムの中で、ビル・ワイマンが書き、同時にリード・ヴォーカルを取っている唯一の曲である。ある日、彼がスタジオに行ったら、来ているのは彼だけだった。その機会を利用してこの曲が出来た。たまたま隣のスタジオでスモール・フェイセスがレコーディングをしていたので、スティーヴ・マリオットロニー・レインに声をかけて、バック・ヴォーカルを務めてもらった。マリオットは12弦のアコースティック・ギターも弾いている。ブライアン・ジョーンズがメロトロンを担当し、ストーンズの仲間であるニッキー・ホプキンスがハープシコードを弾き、チャーリー・ワッツがドラム、ミックキースがのちにバック・ヴォーカルで参加して、完全なストーンズの曲として完成させた。

1967年の初めにザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で完璧なアートワークを手がけたマイケル・クーパーストーンズに起用され、この『サタニック・マジェスティーズ』でも同様に素晴らしいジャケットを作るように求められた。4人のビートルズのそっくりさんが花の中から顔を出して、鮮やかな色彩の服に身を包んだチャーリーキースミックブライアンビルを取り囲んでいる。クーパーは当時珍しかった3Dカメラを使用したレンチキュラー技術を用いた。ジャケットを傾けると、画像が変化し、魔法使いの帽子をかぶったミック以外のメンバーが頭を動かしたように見える。このレンチキュラーのアルバム・ジャケットを再現するのはコストがかかりすぎたので、後の再発売の際には、ほとんどが通常の写真に代わってしまっていた。今回の『サタニック・マジェスティーズ』50周年盤では、オリジナルのレンチキュラー・アートを再現し、ディスクは通し番号入りの限定特注の見開きジャケットに格納され、オリジナルのセッションを撮影したマイケル・クーパーの写真で構成される20ページのブックレットも付帯し、1967年にアルバムを手にした大衆が目にしたものを拡張した内容となっている。

サタニック・マジェスティーズ』は、元々、1967年当時は標準的技法だったステレオとモノラルでミキシングされている。この限定生産の50周年盤では、アルバム全曲を180gのモノラルLP盤、同じく180gのステレオLP盤、そして(ステレオとモノラル1枚ずつの)ハイブリッド・スーパー・オーディオCD2枚として発売される。それぞれのCDは、アルバム全曲を収録したスーパー・オーディオCD(SA-CD)で、上位下位共に完璧なハードウェア互換性を持つ通常のCDとしても利用できる。ディスクはSA-CD用のプレイヤー、および通常のCDプレイヤーのどちらでも問題なく使用できる。SA-CDプレイヤーでは、レーザーのピックアップが自動的にダイレクト・ストリーム・デジタル(DSD)フォーマットの層を読み、通常のCDプレイヤーのピックアップは、自動的にSA-CD層を通って、パルス・コード・モジュレーション(PCM)フォーマットのCD層を読み込む。グラミー賞11回受賞のボブ・ラドウィッグがゲートウェイ・マスタリング・スタジオで最近リマスターしたこのSA-CDオーディオ・ヴァージョンは、まさしく彼の作業の賜物と言える。

*『ダウンビート』Vol.30、No.11
1968年5月30日号
P30.ローリング・ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』アルバム評
byマーク・ウルフ


以下は以前に公開された映像

2000 Light Years From Home」のオフィシャル・アニメーション・ビデオ



ボックス開封映像



[source] http://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/

以上、amassより、引用

amass


She's A Rainbow」と言えば、20年ほど前にiMacのCMで使われて、強烈な印象を受けた記憶があります。



今回のアイテムは、直輸入盤のみ購入予定です。既に、スリップマットが特典に付く100セット限定盤を予約しました。

プレスリリースの中で「In Another Land」にスモール・フェイセススティーヴ・マリオットロニー・レインが参加している事に触れていますが、スモール・フェイセスのファンである私には大変興味深いエピソードでした!

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don

こんばんは~
ひょっとして、33枚のオリジナル、
ぜんぶ聴かれてます?

ぼくはさっき数えたら14枚しかきいてません。
アフターマスとベガーズバンケットの間は、
空白でした(笑)。

中山康樹曰く、
「キース曰くあのアルバムはまやかしだった。
傑作か失敗作か現在もなお賛否両論をよぶ問題作」
やっぱ聴くべきなんでしょうか。
by don (2017-09-10 22:09) 

Speakeasy

donさん、こんばんは。

オリジナルは紙ジャケで全て持ってますし、重複しているのも何枚もあります。(箱を2回買ったとか・・・笑)新作のブルースのやつは紙ジャケ出てないんで、デラックスなパッケージのものを買いました。
でも、後期のはあんまり耳にしていないですね。60年代~70年代中期位の音源ばかり聴いてます。

UKオリジナルで言うと『Aftermath』と『Beggars Banquet』の間には、『Between The Buttons』と『Their Satanic Majesties Request』があるだけですよね?
『Between The Buttons』はストーンズ史上、最もポップ寄りに感じます。昔、姉がモンキーズみたいと揶揄していました(笑)
モンキーズ・ファンの私からすれば、とても好きなアルバムなのですが、もっと黒っぽい音を期待するならお勧めしません。
私のフェイバリット・ナンバー「She Smiled Sweetly」が収録されています。

https://www.youtube.com/watch?v=wwAsS9qjX7c

さて、今回の『Their Satanic Majesties Request』ですが、これは個人的には、余りお勧めしません(なのにブログで紹介しているという、この矛盾・・・笑)
次の『Beggars Banquet』や、『Let It Bleed』が偉大すぎるのです。
やっぱり、あのバンドのあのアルバムを意識し過ぎですし、完成度はあちらに軍配が上がると思います。
では、聴いててつまらないかと言えば・・・さにあらず、だからこそ、未だに問題作なのではないでしょうか?

don様におかれましては、先ずはAmazonプライム等のサブスクリプション・サービスでアルバムを探してみて、無ければ、多分YouTubeで殆どの曲が聴けると思いますので、試聴なさっては如何でござんすか?

では、拙者はこれにて・・・(何キャラ?・・・笑)

by Speakeasy (2017-09-10 22:51) 

poposuke

Speakeasyさん こんにちは

50周年記念盤ですか!
値段が高いので私には買えそうにありませんが、このアルバム自体は結構好きです。
熱心なSTONESファンの方には不評かもしれませんけど、純粋にサイケ・アルバムとして聴けばかなりの大名盤です。
サイケ度ならあちらのアルバムに勝っていると思います(笑)

by poposuke (2017-09-17 16:47) 

Speakeasy

poposukeさん、こんばんは。

確かに、値段がネックですよね!
うん十周年記念と称して高価なパッケージを出すのは最近のお決まりですが、ちょっと消費者の足元を見ている様で、釈然としない所もあります。
はい、サイケ度では、こちらが勝っていますね。
但し、あちらのアルバムの50周年記念盤の様に、サラウンド・ミックスがあれば、このサイケデリック感を更に楽しめたかもしれないと思うと、ちょっと残念です。

by Speakeasy (2017-09-19 23:59) 

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